教員の仕事が忙しすぎて恋人が作れなかった私が、辞めて見つけた「本当に大切なこと」

未分類
教員時代の私
教員時代の私

私、ずっと独身なのかな…

教員として過ごした数年間、恋愛する余裕なんて全くありませんでした。アプリを使う時間も、デートをする時間もない日々。心の中では「恋愛したい」という気持ちを持っていたのに、現実には全く追いつけない。同じ学校の先生たちもみんな独身で、気づけば「自分もこのまま独身なのでは?」という不安に襲われていました。

仕事に追われ、恋愛を諦めていた私が、ある決断をきっかけに人生を変えることができました。それが「教員を辞める」という決断でした。

もちろん、教員仲間の中には恋人を作ったり結婚したりしていた人もいます。

一概に「教員は恋愛が出来ない」ということを言いたいのではありません。

膨大な仕事量で、恋愛の余裕がない

教員という仕事には、毎日膨大な量の仕事があります。授業準備、課題の採点、学校行事の対応…。どれも重要な仕事で真剣に取り組んでいました。ですが、どれも時間を奪っていきます。

正直、恋愛どころではありませんでした。仕事が終わって家に帰ると、もうその疲れだけで一杯。「アプリでも始めてみようかな?」と思っても、時間も体力もなく、気づけば「また今度」と先送りに。

先輩たちみたいに、一生独身なの?

仕事に没頭しているうちに、だんだんと「これが一生続くのか?」という不安に駆られるようになりました。周りの先輩たちも多くが独身で、忙しく働き続ける様子を見ていると、将来に対する不安が膨らんでいきました。ある先輩は子育てをしていましたが、同じ学年の先生がその尻拭いをする羽目に。それを見てまた別の先生が悪口を言ったりしていました。とても子育てと両立しやすい環境ではありませんでした。

目の前の子どもたちは大切で、仕事は楽しい。だけど、「私は、このまま一生独身で、人の子供の面倒を見ながら生きるのだろうか?」そんな漠然とした不安が心の中で膨らんでいきました。教師生活が本当に幸せなのか、悩む日々でした。

仕事を辞めて得た時間と余裕

結局、私は別の理由で、教員を辞める決断をしました。

辞めたことによる最大の変化は「時間」と「心の余裕」ができたことでした。きちんと定時の概念があり、退勤後は自分の好きなことを心から楽しむ余裕がある。教員時代は無心になれるという理由でサウナに通っていましたが、もう全く行かなくなりました。

教員を辞めてから、恋愛に向き合う余裕もできました。マッチングアプリで相手を探したり、メッセージを送ったりするのも、教員時代の自分には余裕がありませんでした。ゆっくりと時間をかけて自分のペースで相手探しをするのが、自分には合っていました。

時間が出来て初めて気が付いたこと

時間を持つことで、恋愛に対する向き合い方も変わりました。

忙しさに振り回されていると、恋愛もただの「付き合うこと」が目標になってしまう。恋愛初心者の私は、ただ相手を見つけることで精一杯になってしまう。

だけど、時間と心に余裕ができたことで、「自分にとって本当に大切な人は誰か?」ということを、心から考えることができ、自分の中でしっかりと軸を定めました。(以前の記事で紹介しています。)

ようやく恋愛をスタート

私の人生は、教員を辞めたことで人生が一変しました。時間と心の余裕を手に入れることで、ようやく自分らしい恋愛を始めることができました。

教員時代に感じた不安や葛藤は、私にとって大きな学びでした。多忙の中で自分の将来を見失ったことは、無駄なプロセスではありませんでした。そして今、恋愛を含め、どんな生活が自分にとって一番幸せなのかを見つけたように感じています。

タイトルとURLをコピーしました