日韓カップルとしての関係は、文化や言葉の違いが面白さを生み出す反面、外部からの偏見や疑問も避けられません。実際に何度も、「外国人の彼氏を信用して大丈夫なの？」とか「家族のつながりが強いから、大変じゃない？」という言葉を受けることがありました。このような偏見にどう向き合い、どう返してきたかをお話ししたいと思います。
偏見1:『外国人の彼氏を信用して大丈夫なの？』
最初に紹介したい偏見は、よく聞かれる「外国人の彼氏を信用して大丈夫なの？」という言葉です。外国人に対する不信感や、文化的な違いが原因で関係に問題が生じるのではないかという心配の現れですが、よく耳にします。
実際のエピソード
ある日、友人に彼を紹介したときに、こんな質問を受けました。「外国の人と付き合うって、信頼していいの？本当にうまくいくの？」その瞬間、少し驚きました。しかし、文化的な違いや、言葉の壁がある中で「本当に大丈夫？」と不安を感じるのは無理もないことです。
最初は、どう返すべきか悩みましたが、外国人というだけで信頼できないわけではなく、どんな関係でも時間をかけてお互いを理解し、尊重することが最も大事だということを伝えることにしました。
上手な返し方：信頼の本質を伝える
「外国人だから信頼できないというわけではないよ。違うこともいっぱいあるけれど、最初から違うってわかっているから、困ることもないよ。信頼って、文化や国籍に関係なく、どう築くかが大切だと思う。彼も日本のやり方を知ろうと努力しているし、私も、彼の文化を知ろうとして、お互いに尊重することで強い絆があるよ。」と冷静に返しました。
「外国人だからって信用できないというわけではない」と伝えると、大抵相手はハッとした表情をします。
偏見2:『家族のつながりが強いから、人付き合い大変なんじゃない？』
韓国では家族とのつながりが非常に強いため、日本の人にはその「強さ」が大変に感じられることがあります。
実際のエピソード
初めて彼の家族と会ったとき、私はその温かさと、家族がいかにお互いを大切にしているかを実感しました。確かに、韓国の家族は結びつきが強いです。それゆえに私のことも受け入れ、おいしいものを食べさせようとしてくれたり、彼氏の昔の話をしてくれたりと、たくさんもてなしてくれます。彼の家族と過ごす時間は、私にとって新しい学びの場であり、私たちの関係をより豊かにしてくれています。
上手な返し方：文化の違いを楽しむ
「確かに、韓国では家族とのつながりがすごく大切だよ。でも、全然大変ではないよ。むしろ、家族の中で分かり合おうとしてくれて、うれしいこともたくさんあるよ。例えば○○をしてくれたり、こんなメッセージを送ってくれたりするよ。」
このように返すことで、家族のつながりが強いことが必ずしも負担になるわけではないことを伝えました。
偏見をどう乗り越えるか
偏見に直面するたびに、最初は少し辛く感じることもありました。しかし、偏見や誤解を解くために、冷静に、かつポジティブに対応することで、お互いを理解し、より深い絆を築くことができました。
偏見にどう向き合うか
偏見を受けたとき、感情的に反論したくなることもありますが、冷静に自分たちの関係や文化について説明することが、誤解を解くために大切です。また、実際に「彼氏に大切にされている」「家族からも温かく接してくれている」とエピソードを伝えると、相手もわかってくれます。
偏見に対して自信を持って返す
日韓カップルとして、さまざまな偏見や疑問に直面してきましたが、そのたびに自分たちの関係がどれほど強いものであるか、どれだけ自分を大切にしてくれる彼なのかを伝えることで、相手にわかってもらおうと努力しています。単に反論するのではなく、相手の偏見は心配の気持ちの表れであることを理解し、冷静に対応していくことをおすすめします。
